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No.36「先読みの重要性」

No.36「先読みの重要性」

ゴールデンウイークから新たなクライアントの案件が開始しました。今まではツーリズム産業においても宿泊系や交通系ニーズが多かったのですが、アミューズメント施設での案件となります。これまでの業界と大きく違うのは天候により状況が大きく左右され、また多様なお客様対応を同時に行うことがこれまで以上に求められることもあり、臨機応変な対応を求められる場面が多々ございます。

とはいえ、臨機応変さを磨き上げる上で最近感じるのは事前にどこまで“先読み”できているか、ではないかと感じます。先読みしているからこそ入念な準備をしていることでの心理的余裕も発生しますし、臨機応変に対応する事柄も少なく済みます。

ではこの“先読み”の力、どのようにして習得していけばよいでしょう?

【STEP1:まず計画性を身につける】

“先読み”するには、先ず計画性を身につけていなければなりません。
計画性とは「段取りをスケジュール化し、それに基づいて行動できること」です。
計画性を修得するには、以下の点に取り組むことが大切です。

・やることの具体化
・やることの細分化
・やることの優先順位づけ(「緊急性」×「重要性」で仕分けする)
・やるべきことのスケジュール化
・やるべきことをやる人の明確化

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【STEP2:洞察力を身につける】

次に、立てられた計画の裏に隠された、以下のようなことに、一歩踏み込んで考えをめぐらせていく習慣をつけましょう。

・時系列に沿った、発生する可能性のあるイレギュラーな出来事
・その時々での、お客様の不安や期待

そして考えることで浮かび上がってものに対してきめ細かく準備をし、それをSTEP1の計画に加えていくことが大切です。

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【STEP3:タイミングを逃さない、分かりやすい案内・依頼を行う】

相手の方に“先読み”の価値を感じていただくには、その方にとって前すぎもせずギリギリでもない絶妙のタイミングで、案内・依頼をすることに取り組みましょう。実はSTEP1・2ができているのに、STEP3が上手にできないために、相手に価値を感じていただけない・・・ということが多く見られます。先読みの価値を感じていただける案内・依頼には、以下の点が重要です。

・相手にの方に案内・依頼ができる時期・時間を掴んでおき、そのタイ
ミング毎に伝えるべき内容をあらかじめ整理する
・その場の状況や相手に応じて、最適な案内・依頼方法を選択する(書
面手交、メモの手渡し、口頭で耳うち・・・等々)
・相手の不安・期待に配慮したトーンでお伝えする

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ただ何よりも大切なのは、相手の状況・立場・感情を基点として考えること。相手を無視した“先読み”は、単なる「独りよがりの余計な先走り」ですよね?

政治も経済も先が読めないVUCAな時代ですが、目の前のお客様やビジネスパートナーによろこんでいただける“先読み”の力は、是非身につきたいものです。

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